2013/08/27

新商品アップしました! 8/27(火) 南仏陶器やフランス人作家のシャビー雑貨など

先日と言ってもすでに1ヵ月経ってしまいましたが、南仏の中世の街ユゼスの蚤の市へ行った際に仕入れたものもあります。
ユゼスと言えば、南仏陶器好きの方にはピンと来るかもしれません。
そうです、ピション・ユゼスの陶器もいくつかあります。

今回は新しい試みで、フランス人アーティストの手作り雑貨を少し入れてみました。

手作りの不器用さがでている雑貨たちです。
それもご愛嬌でかわいいと思っていただけたらうれしいです。
無骨な雰囲気がプロヴァンス風インテリアには合うのですよ。笑

まずは南仏陶器の写真から・・・

この無骨さがたまらない!
と思うのは私だけでしょうか。

 耳付きボウルは釉薬と言うのかコーティングというのか、が艶がなくマットなザラザラとしたものなんです。
不思議な作りですが、勝手な想像ですがつるつるだった釉薬がこんな事になる事はないとおもうので、わざとマットなコーティングになっているのでしょう。
下地はテラコッタです。
小さめの寄せ植えなどに良いかなと思います。

 耳のレリーフも、下地のテラコッタが透けてほんのりピンクのお色もかわいいです。

 この片手鍋はかなり念気の入ったお品です。
焦げているし、内側にたくさんヒビが見られ、たくさんお仕事しましたという雰囲気ばっちりの風化の仕方です。笑
南仏の風を感じていただければと思います。
アンティーク市のスタンドのお兄さんは、いくつかこの壷を持っていて、「いや~、もう他のは売れちゃってね~」とうれしそう。
私は、これかなり雰囲気が合って好きなんですけど、ヒビがありますよね、強度的にはどうなんですか?と答えを聞かなくても私が判断できるくらいの状態ではあったのですが、
「う~ん・・・インテリア用だからねー・・・ぶつけたり乱雑に扱わなければ大丈夫だよ」と思った通りのお答え。
昔はこれにミルクとかを入れて暖めていたのだそうです。
大変素朴な風合いです。

 上の写真の黄色い壷は、少し前から私が持っていたものです。
重いのでどうしようかと思ったのですが、今回売りに出すことにしました。
売れなければ引き続きうちで使わせていただきます。笑
ずっしりと重い、多分サヴォア地方のアンティークの壷だと聞いてます。
内側はなぜか青錆のように変色している部分があって、それがまたなんとも言えない雰囲気です。

残念ながら大きなヒビは入っていますが、何度も持ち上げてはおろし、を繰り返していますがかなり丈夫な状態といえるでしょう。
ドライフラワーやサボテンなんかが合うのかな?

 そしてがらりときれい系に変わります。
これはピション・ユゼスの比較的最近のお品で、エスプレッソ用の小さなカップ&ソーサーです。
縁取りのパール装飾がかわいい、本当にかわいらしいお品です。

持ち手の裏の釉薬がマットな状態になっていて、少し残念ではありますが、それにしてもかわいらしいお品。
ユゼスの住民から購入しました。

そして、ピション・ユゼスと言えば定番なのがこのパニエ風コンポート。

お花のボタンたちがアクセントになって、バスケット風に編まれた大変手の込んだ陶器です。
白いものは小さめで背の低いタイプです。
そしてかなり古いものですので、作りが南仏風、いわば素朴な作りです。

 こちらのブルーのコンポートは、やはりユゼス近郊の方に譲っていただいたもの。
結婚のお祝いにもらったのだそうです。
1980年代のものようです。
この時期のパニエのコンポートは大変繊細なデザインで、編みこんであるひも状のところにもラインが入っていて、しかも足元のベースの部分にはパール装飾がされているという手の込んだものです。

 どこから見ても美しい。

 裏も手抜きがない。


 オーバル型のパープルのパニエ風コンポートを売っているスタンドがあったのですが、かなり大きくてお値段もかなりお高かったので断念しました。
他にも大変古く珍しい迷彩柄のパニエコンポートや最近のものであろうピンクのものもありましたが、現地だからなのか結構お高いんですね。

これは不思議な話で、先日南仏のアンティーク屋にVieillard Bordeauxのカップ&ソーサーを取りに言った時の事、私がボルドーで見たヴィエイヤールやDavid Johnstonのボルドー窯のアンティークはとても高くて手が付けられないんです。と言うと、そのお店のムッシュも「なぜか現地では高値がついている」と言っていました。
逆に例えば北の地方で南仏陶器に安値が付いているとか南で北や東の窯の陶器に安値が付いているなどの事は結構あるそうです。
でも現地だとやはりネットにはない珍しいものがあるんです~・・・。
目の保養だけとなりました。

南仏陶器の話がながくなりましたが、これからシャビーシックなフランス人アーティストによる雑貨をご紹介します。

 小さな額の切リ絵。
バックのドット柄と羽の生えたかわえいい女の子がマッチしてかわいい作品です。
羽がまた鳥や天使の羽ではなく蝶々の羽なところが個性的です。
アンティークだけだと重たくなりがちなインテリアも、これならカジュアルにもしくはクールなインダストリアル系やヴィンテージのインテリアにも合います。

 上の写真は、聖水盤用の貝がスミレのようなお花の模様にカットされた板に付いています。
アンティーク素材を使って、シャビーな色に塗装し、周りを麻紐で処理した作品です。
壁に掛けたらいっきにシャビーなお部屋になりますよ。
そしてなんだか清らかな空気になるような気にもなります。


 こちらは、エスプレッソ用のカップ&ソーサーが売り物ではなく、下のシャビーなトレイのご紹介です。
イタリア製の軽量木製のレリーフトレイをシャビーに塗装したものです。
古い物の再利用ですね。
このグレーが様々な”白”に合うんです。
真っ白、オフホワイト、アイボリー、またパステル系の色にも合います。

レリーフがきれいです。

こちらは上のトレイより更に小さめのもの。

 これも古いものの再利用です。

額も再利用。
やはりシャビーな雰囲気に塗装され、厚めの麻布にプリントされた生地を貼り付けて額装してあります。
鳥のいない鳥かご。
なんだか渋いです。
どんな鳥を入れようかな♪

手作りの子供用エプロンも・・・。
とは言え、これはきっと皆さんが作ったほうがきれいに出来るはず、な出来上がりです。
南仏の人はやはり不器用なのか、おおざっぱなのか。
かなり???な作りです。
でも雰囲気としては素敵です。笑

 乱雑ですが、商品更新の作業の際はものの置き場がなくなります。
眺めるのは楽しいのですが、整理しないと・・・。

上記の商品はすべて”フランスアンティークのオンラインショップ グルニエイデコ”で販売中です。
オンラインショップの方でごゆっくりご覧ください。
http://ideco.ocnk.net/


店長 イデコ

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2013/08/11

お盆中の留守のお知らせ

日本はそろそろお盆の週に入りますね。
フランスはお盆ではありませんが、この時期にバカンスを取る人がやはり多いです。
日本と同じですね。
ただバカンスの期間はフランス人の方が長いですけれど。

そしてこの時期、たくさんの蚤の市があちらこちらで開催されます。
リル・シュル・ラ・ソルグが南仏では一番有名ですが、毎年この村でアンティークフェアが行われます。
春と夏の年に2回です。
リル・シュル・ラ・ソルグで売っているものは素敵なものばかり。
でもそれだけにお値段も他の蚤の市より高くて、買い付け目的では楽しめません。
自分用に、とかもしかしたらみっけもんがあるかもしれない!
くらいの気持ち構えで行かないとがっかりする事もあります。

ですので、私も買いつけ出来たらいいな、でも自分も楽しんできます。
の勢いで初日の8/15にソルグへ行ってきます。
そのまま足を伸ばして、他の蚤の市やアンティークフェアに行く予定です。

明日もまず南仏の村で蚤の市がある情報を友達からもらっているので、行ってきます。

という事で明日8/11から8/18までは家を留守にする事が多くなります。
現在頂いておりますご注文は、お客様からのご入金が確認でき次第、発送の準備に掛からせていただきます。
ただしこ私が留守にしている最中は、ちらからのご入金の確認ができました、というお知らせに2、3日遅れが出てしまうこともでて来るかと思います。

こちらもアンティークフェアから戻り次第、なるべく早めに手配をさせて頂きますので、何とぞご了承の程よろしくお願い申し上げます。



上の写真2枚は次回載せる予定のお品たちです。
他にもまだまだありますけど、一部だけお見せいたします。笑

店長 イデコ

PS: 蚤の市、アンティークフェアの写真をFaceBookに載せていく予定です。
フランス、しかも南仏なのでWifiがあればの話なんですけど・・・。
Facebookのグルニエイデコのページはこちらです。
www.facebook.com/Grenierideco

2013/08/05

クレイユモントロー オクトゴナルの食器たち

19世紀クレイユ窯、モントロー窯でオクトゴナル(八角形)のお皿が作られていました。
今日はいくつかのシリーズをご紹介いたします。

18世紀の初めまだクレイユ窯が確立する前、コンデ伯のもと銀食器ではなく陶器製の食器を作りなさいという命令の元に出来たシャンティイ窯。
この時代のこの地方の陶器製の食器は、大変軽いつくりになっています。
家で普段使っている陶器製の食器の方が重たいので、オクトゴナルの方が軽くて使いやすいです。
ただ、割るのが怖いので普段は使っていません。笑


この時に出来たのが銀食器をもとに作られた陶器の数々。
その中でもオクトゴナルの形は様々な貴族やナポレオンまでも魅了し、ブルジョワの家庭を中心に長く使われてきました。
八角形の形はなぜそんなに美しいのでしょう。
黄色くしかも周りがグリーンで色づけされているシャンティイは初めてみました。

 まわりにひし形の装飾がなされています。
これはシャンティイ窯のオクトゴナル特有のもので、その後のクレイユ初期の時代まで見られます。

見えずらいですが、これがシャンティイの刻印。
クレイユもモントローも1820年頃までは、この名前が入っただけのまっすぐな刻印です。

現在クレイユ刻印だけのものが家にはないので、次にモントロー窯のものをご紹介します。
アイボリー色のオクトゴナルのカップアンドソーサー。
このカップは普通に日本で飲むコーヒーカップやティーカップのサイズです。
それまでコーヒーと言えばエスプレッソしかなかったフランスでも、家庭でもショコラショー(ココア)やカフェオレが飲まれるようになった19世紀のお品です。

やはり美しいオクトゴナル。
丸いパールと側面の陰影が宝石のように美しい・・・。


モントローの刻印は半月状に丸くなっています。
半月上に丸い刻印にはいくつかあり、19世紀の刻印ではないかという事しか私には分かりません。
他に数字やLM&Cieなどが入っていれば分かりやすいのですが。。。
それにしても19世紀後半のお品ではないかと思います。


そして下のお皿たちはグレーがかったブルーのオクトゴナル。


少しブルーなので、涼しげで、また他のブルー色や白のファイヤンス製の食器によく似合います。


プレートと。

 ススープ用の深皿もあります。
この深さらは便利で、スープだけではなくカレーやパスタに大変重宝します。



上の写真はもう売れてしまいましたが、低いコンポート。
フルーツを盛るのももちろんですが、取り分け用の大皿としてもいいのではないかと思います。

アイオリ、作ってみました。
アイオリは塩抜きした塩ダラと茹でた野菜をアイオリソースにつけて食べるお料理で、南仏のおいしい野菜にはピッタりです。
アイオリソースはマヨネーズににんにくが入ったような味です。
材料はにんにくのすりおろしたもの、卵の黄身、オリーブオイル、塩を良く混ぜマヨネーズ状になったら出来上がりです。
簡単ですよ~。

本場のアイオリには、ゆで卵やエビもついています。
ゆで卵は作ったのですが、半熟にしようとしたら、早く出しすぎたのか温泉卵状態に・・・(^_^;
なのでお皿には盛らず横に見えないように添えました。苦笑


そして、夏らしく南仏のロゼワインと一緒に。
ワイングラスも1900年頃のアンティークです。
”Souvenir de la Fete”
そのうちオンラインショップでもご紹介いたします。

・・・いつも時間が掛かってすみません。

店長 イデコ